Amazonヒストリーを1分解説

小売王者への道
1994年
創業者ジェフ・ベゾスが「Cadabra, Inc.」(後のAmazon.com)を起業
同年、社名を「Amazon.com」に変更
インターネット普及前に電子商取引の年間成長率を2,300パーセントと予測
Amazon.comで販売する5つの商品をリストアップ
コンパクトディスク、コンピュータハードウェア、コンピュータソフトウェア、ビデオ、書籍
その中から書籍を選択
その理由は次の3つだった
文学への世界的需要、低価格、膨大なタイトルが出版されていること
そこでAmazon.comをオンライン書店にすることを決定
書店は最大規模のものでも15万種類の本しか販売できないが、オンラインの書店では既刊の書籍すべてを取り扱うことも可能だった。
1997年
NASDAQに上場
1999年
米特許商標庁でワンクリック(1-Click)特許が認められる。
2000年
航空宇宙企業「ブルーオリジン」を設立、有人宇宙飛行を目的とした事業を開始。
2001年第4四半期
Amazonは開業以来初めて利益を計上
売上10億USD以上だが、利益はわずか500万USDとささやかだった。
2002年
クラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」を開始
2005年
米国でAmazonプライムサービス開始
2007年
電子書籍販売サービス「Kindleストア(Kindle Store)」を開設
2016年
Amazon Go(アマゾン・ゴー)開始
2018年
時価総額でアップルを抜き世界首位になる。

Appleヒストリーを1分解説

テクノロジーで人々の日常に革命を起こし続ける
1975年
スティーブ・ジョブズとウォズニアックがApple Iを制作
1976年
それが友人も欲しいと言ったことからコンプーターの可能性を感じて、アップル社創業
1977年
Apple IIを発売し、驚異的な大成功を収める
1984年
ジョブズは先進的なGUIやマウスを持つコンピュータ「Macintosh(マッキントッシュ)」の開発主導
当初は売れ行き好調だったが、数か月後に販売不振に陥る
1985年
自ら引き抜いたCEO・ジョン・スカリーによって、ジョブズをアップルから追放
創業者ジョブズ無きAppleの業績低迷。
競合のMicrosoftの躍進からますます業績低迷。
身売り交渉を行うもすべて白紙となる。
一方、ジョブズはNeXT Software社とピクサー・アニメーション・スタジオを設立し、名声を回復。
1997年
NeXT社買収により、ジョブズがApple復帰しCEOとなる。
その後、1998年iMac, 2001年iPod, 2003年iTune Store, 2007年iPhone, 2010年iPadなどの革新的な製品・サービスが立て続けに大ヒットし、業績が急回復。
2011年8月
Appleが時価総額で世界一になる。
2011年10月5日
Apple創業者・スティーブ・ジョブズ死去。
2018年
上場企業で世界初の時価総額1兆ドル突破。

Netflixヒストリーを1分解説

ニッチ戦略
1995年
Netflix創業の2年前
Amazon.com誕生
第2のAmazonになろうと考えた2人
リード・ヘイスティングス
マーク・ランドルフ
本以外にeコマースに適した商品はないか考え始める
DVD
DVDの特徴
1.壊れにくい
2.在庫管理が容易
3.郵送しやすい
しかし当時はビデオ全盛の時代
家庭用DVDプレイヤーの登場は1996年
DVDはニッチだった
1997年
Netflixの前進
「Kibble」創業
創業CEO
マーク・ランドルフ
ドッグフード=キ゚ブルにちなんで命名
1998年
CEOがリード・ヘイスティングスに交代
いまいちな社名を変更
DVD宅配レンタルサービス
Netflix.comが誕生
1999年
『定額借り放題』スタート
延滞料で稼ぐレンタルビデオの常識を覆す画期的サービス
その一方でコストが膨らみ、会社売却も検討
売却先候補は⇒
レンタルビデオ王者
Blockbuster
しかしニッチなビジネスだと一蹴
これが、Blockbuster最大の失敗に
2001年
DVDプレイヤーが普及
Netflixは軌道に乗り始める
2002年
NASDAQ上場
2003年
会員100万人突破
2004年
ようやくBlockbusterがオンラインDVDレンタルに参入
しかし時すでに遅し
2010年に経営破綻
2007年
iPhone登場の年
Netflixは次のニッチに目をつける
映画のストリーミング配信だ
視聴するにはWindowsパソコンが必須の時代だった
この時、リード・ヘイスティングスは46歳
レンタルビデオ王者が時代に乗り遅れたのと違い
チャレンジする道を選択
大学時代にリード・ヘイスティングスはコンピューター・サイエンスを専攻
インターネットが郵便の仕組みを圧倒的に追い越す日が来ると予見していた